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FXで勝ちたければ通貨間のボラティリティーを見よ
FXにおけるボタティリティーとは為替レートの変動の標準偏差のことをいいます。
より詳細に教科書どおりの説明をすると・・・
為替レートの変動率の事で、過去のレートの変化をもとに統計的に算出されるものを「ヒストリカル・ボラティリティ」といいます。「変動率が高い」というのは為替レートが特定の方向に向かいやすいということではありません。特定の方向の相場感は一切考慮に入っていません。ボラティリティとは統計学でいう「標準偏差」のことで、データの散らばり具合をあらわす指標です。ヒストリカル・ボラティリティはヒストリカル価格、あるいは経過期間のレートの変化率の年率標準偏差のことです。
一般的にボラティリティが下がってくれば相場に力が溜まってきているといわれており、中期的に相場を見てポジションを取るタイミングを計るのに適していると思われます。またボラティリティの高い通貨と低い通貨を組み合わせたポートフォリオを組むことによってリスク分散を図る手法もあります。
つまりボラティリティーの大小の振れを見ると今後為替相場が大きく振れるかが予想できることになります。あとは下か、上かを予想すればいいわけです。まぁそこが問題だったりするわけですが・・・ちなみにボラティリティー情報はセントラル短資FXのマーケットファインダーとういう情報サイトで見ることができます。口座開設をするとどなたでもみれるので参考にされてみてはいかがでしょうか。
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ちなみに為替レートのボラティリティーは以下のように大きく取り上げられることもあります。為替相場は本当に奥深く、これがFXにはまる原因でもあるのでしょう。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのボネロ・マルタ中銀総裁は、為替レートのボラティリティーは実体経済の持続的回復や金融市場に有益ではないとの見解を明らかにした。11日に行われたロイターとのインタビューで述べた。
また、ドルがユーロや他の通貨に対して強いことが米国の利益との認識が、欧州と米国でコンセンサスになりつつあるとの見方を示した。
総裁は「とりわけ世界経済が不安定な時期には為替レートのボラティリティーは望ましくない。ボラティリティーにより一段と懸念が高まる。現在の世界経済の状況を踏まえれば、持続的な回復と金融市場の正常化に有益ではない」と語った。
「不透明性は高い。ユーロや他の通貨に対しドルが強いことは米国の利益になるとのコンセンサスが、ユーロシステムだけでなく米国でも高まっているのはこれが理由だ」と述べた。
最近のユーロの上昇は過度と言えるかとの質問に対しボネロ総裁は、そうした表現は用いないとし、為替レートが実体経済に及ぼす影響が重要との見解を示した。
また、ECBは為替レートを目標としていないが、ユーロの為替レートが物価に与える影響は考慮していると説明。「為替レートの動向は考慮に入れている。しかし、われわれの主要な焦点は物価安定の見通しだ」と述べた。
ボラティリティーは血のにおい
大手米銀に勤めていた時代、年に何度か、なんとも言えないきな臭い空気が社内に充満しているのを感じることがありました。あちこちがザワザワとしており、バンカー(投資銀行部員)や融資担当者たちはみな落ち着かない雰囲気。外人の重役たちは緊張した表情であわただしく会議室に向かっていきます。
口ではうまく説明できませんが、血なまぐさいにおいがするんですね。どこかの部門が大きな損を出したのか、重要取引先が破たんしそうなのか、どこかの新興国が債務不履行になりそうなのか・・・詳細は分かりませんが、ともかく、どこかでとんでもなくまずいことが起こっているという緊迫感がびんびんに伝わってくるのです。
そういうときには例外なくその数日以内に、市場で重大事件が起こったものです。たとば1995年の大和銀行NY支店巨額損失事件、1996年の住商銅取引や巨額損失事件、1997年のアジア通貨危機、1998年のロシア危機とそれに続くLTCM破たんなどです。
私が血のにおいをかいだときには、為替チームには知らされていない危機が水面下で深く進行していたわけですね。当時は私もディーラーとして全盛期を迎えており、そういった微妙な空気を素早くかぎ取ることができたのだと思います。
こういう「何だかわからないけれど悪いことが起こっている」ときには、ともかく逃げる準備をしておくのが一番です。持っているポジションは即座に手仕舞いし、進行している取引や案件はできる限り早く終える必要があります。そして最も重要なことは、売っているオプションを残らず買い戻すことです。
オプションを売っていると、相場が乱高下した時の損失が無限大になるからです。たとえば新興国通貨のプットオプション(売る権利)を売却していた場合に、その新興国政府が市場を閉鎖すれば、その通貨を売りつけられた挙句、どこにも転売できなくなるという最悪の事態に陥ります。これはアジア通貨危機の時に実際に起こったことです。
したがって、危機が迫っているときに真っ先に動き始めるのがオプション市場であるといえます。われわれ一般の投資家は投資銀行部のざわざわした雰囲気やヘッジファンドの運用悪化の兆しを察知することはできませんが、オプション市場を観察していれば、かもしれません。
また悪いニュースが出ても、オプション市場が落ち着いているならば、その情報は織り込まれていると判断することも可能でしょう。では具体的にオプション市場の何をウォッチしていくべきなのか?オプション市場はどんなシグナルを発し、われわれはそれをどう解釈すべきなのか?また次の機会で述べたいと思います。
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